2012年12月20日木曜日

UESD BOARD のご紹介 

皆様こんばんは!
今日も寒いですが、体調など崩されてはいませんか?
気温は寒いですが、INSIESTYには少しHOTな連絡がありましたよ。
それはと言いますと、TOES ON THE NOSE のライダー、ダレンからオーダーしていたボードが出来上がったよ!との連絡があり、冬のように寂しくなってしまった店内(ストックボードが少なくなってしまいまして。。。完全に私のオーダーミスです。)が少しだけ賑やかになりそうです!
現在オーダーをいただいております、Nさん。Nさんのスペシャルボードはもう少しだけ先になりそうなのでもうしばらくお待ちください!!

さて、本日も昨日に続き、中古ボードのご紹介をさせて頂きたいと思います。
本日はクラシックなノーズライダーのご紹介でございます。

CHRISTENSON
CCsrider 9.4ft
(クリスシェイプ、クラークフォーム)
¥105000



カリフォルニア、サンディエゴのサーフボードブランド、クリステンソンのノーズライダーモデル、CCスライダーです。
このボードの特徴はズバリ、クセもなく乗りやすいノーズライダー!!と言ったところでしょうか?
またもや、かなりアバウトな言い方になってしまいましたので、昨日と同様に画像を交えご説明させて頂きたいと思いますのでしばらくのあいだお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

昨日のBLOGをご覧頂いた方々が気になっておられるであろう項目からご説明させていただきます。


昨日、ご紹介させていただきました、タカヤマのインザピンクのテール形状を覚えていらっしゃいますでしょうか??それでは皆様ご一緒に。はいっ

そ〜です。Vボトムです。
んで、本日ご紹介のCCスライダーはといいますと、ご覧の通りフラットなボトム形状になっております。フラットなボトム形状によりスムーズな水流が生まれシングルフィンならではのスピード感を体感することができます。また、接水面がフラットなので、小波でも安定感のあるライディングを可能にしてくれます。そこがVボトムと違うところで、Vボトム、すなわちマニューバーを目的としてシェイプされたボードだとフラットなボトムを持つボードに比べ小波での安定感は小さくなり、少しふらつくような感じがしてしまうと思います。
ここで一つ押さえておきたいのがどちらがいいか?ということでは決してなく、何をイメージしてボードに乗るか。ということが大切になってくるのです。

大きな波で、ボードを動かしたい!=Vボトム
小波でも、安定感の有るノーズライディングを楽しみたい=フラットボトム
(あくまでも一例ですので。。。)

とまあ、こんな感じのボトム形状になっております。
ハイ!では一方的に次にまいります。笑

ノーズライディングを成功させる条件としましては色々とあります。
もちろん適した波質などもありますが、なんといってもしっかりとテールをロックされた状態で歩きだすことも重要な要素の一つでもあるのです。そこで不可欠なテール形状というのがはい。これです。


スクエアテールと呼ばれるこのようなテール形状なのです。
ノーズライダーと呼ばれるボードの8割はこのような形状になっているのではないでしょうか??
やはり面積が大きい分しっかりと水が押さえつけてくれるといった感じですね!

そこで一つの疑問が浮かんできます。
こんなに大きなテールじゃ曲がんないじゃないの??
そんなことはありません。きちんと考えられてサーフボードはシェイプされているのです。



ご覧の通り、テール付近のレールは薄く落とされており、テールエンドのデッキは少し斜めに落とされているのがお分かりになりますでしょうか?これはクリスのボードの特徴でもあるのですが、面積は残したままテール付近の体積を減らす工夫であります。こうすることにより、テールに軽く荷重をかけてやるとテールエンドが沈みやすく、レールも薄くなっているのでそのままターンに移りやすい。すなわちターンしやすいということです。昨日ご紹介したインザピンクとは原理は同じでも形状が違うということです。答えは同じでも、計算方法が違うといった感じですね。
これによりシングルフィンならではのなめらかでゆったりとしたターンが可能になるのです。

テールの話はこれくらいにしておいて次はノーズの話に。


ノーズにはノーズコンケーブが施されております。説明としては昨日と重複してしまいますが、ボトムの凹みにより水流が変わり、揚力を得やすくなる工夫がされているのです。
ノーズはさらっとこれくらいにして、次は意外と知られていないレール形状のお話。

一般的にクラシックボードと言いますとソフトレールと呼ばれるレール形状のボードが多いと思いますが、実はここにもノーズライディングを成功させてくれる鍵が隠されているのです。


想像してみてください。
エッジ、角のあるレールと、画像のようなソフトレールではどのような違いがあるか。
今回のBLOGで先程お話させていただいたテール形状の話ではないですが、ノーズに歩いて行っても突き刺さらないようにするには自分と同じ、それ以上の水がボードの上に乗っている必要があります。それを補助してくれるのが実はこのソフトレールだったりします。もちろんシングルフィンならではのゆったりとした乗り味も演出してくれるのですが、レールに角がない分邪魔するものがなくデッキに水が流れやすくなるといった意味合いもあるようです。
以前、アップレールはそれだけでボードが浮いてくるといったことをカリフォルニアで聞いたことがあったのですが、それも同じ事だと思います。


ロッカーはフラットロッカー。
早いテイクオフ、スムーズなウォーキングを可能にしてくれるロッカーですね。
シングルフィンの王道です。


ディケールはクリステンソン初期のレアなロゴが施されております。

最後になりましたが気になるボードの状態を。




リペアが必要な大きな傷は既に修理されておりますが、レールに一箇所簡単なリペアが必要な箇所はあります。私のリペアでよければ修理はサービスでさせていただきます!笑
デッキは少々フットマークがありますが、ストリンガー沿いが割るほどではありません。
付属品としてセンターフィンが付属しております。

初めてのシングルフィン!初めてのノーズライダー!には打って付けのボードです!もちろん程度としても上々のボードですので、気になられるお客様がいらっしゃいましたら是非ご連絡を下さいませ!

本日は個人的にも、INSIESTY的にもシングルフィンのボードのご紹介ということもあり少々力が入ってしまいました。
次回は手抜きBLOGでもご勘弁を。。

いやー。映画ってほんっとに面白いものですねー。
おっと。間違いました。

いやー。サーフボードってほんっとにおもしろいものですねー。

それでは、さよなら。さよなら。さよなら。 
違うかっ。


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